柔道の試合を見ていると、ふと疑問に思う方はいませんか?
柔道家の耳が変形しているのはなぜだろう。と私はいつも疑問に思っていました。
原因は何なのか、男性に比べて女性の方が耳の変形が少なく感じる気がするけど何でだろう。とも思っていました。
柔道家以外のスポーツをしている方でもたまに見かけたりもしますが、柔道家に耳が変形している方がとくに多い気がします。
そこで今回は、柔道家の耳が変形するのはなぜなのか、原因や治療法はあるのかを調べてみようと思います。
原因や治療法の他にも、予防する方法はあるのか、気になること全て調査しましたので、気になる方は最後までご覧ください!
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柔道で耳が変形するのはなぜ?
ウルフ・アロン選手強いですな
そして名前がかっこいいですな
「一匹狼」ですよ pic.twitter.com/L0lfKq3T6J— アイキッド(ザ・リーサルウェポンズ) (@aikikiyohisa) July 29, 2021
今オリンピックが開催されているので、柔道の試合を目にする機会も多いですよね。
今回のオリンピック日本代表選手にも、耳が変形している選手が多数いらっしゃいます。
試合で怪我でもしたのかな?とか昔は思っていたのですが、それにしてもやたらと多い気がしますよね。
柔道をやっている方にこんな頻繁に耳の変形が見られるということは、柔道特有の怪我なのかもしれないと思いますよね。
早速詳しく調べていきましょう!
柔道家の耳の変形
柔道家によく見られる耳の変形ですが、よく柔道耳とか餃子耳といったように表現されてたりもします。
柔道耳、餃子耳ってそのままじゃんって感じではありますが、柔道家の耳のように変形しているのを正式には「耳介血腫」というそうです。
聞きなれない言葉ですが、「じかいけっしゅ」と読みます。
これは柔道耳や餃子耳と言ってしまうのもわかる気がしちゃいますね。
今回のオリンピック柔道の日本代表選手の中にも、この耳介血腫の方が何人もおられましたね。
金メダルを獲得された方ほぼほぼこの耳介血腫が見られたように思います。
柔道家によく見られるこの耳の変形となる耳介血腫ですが、なぜおきるのでしょう。
原因は何なのかをさらに見ていきたいと思います。
耳介血腫とは?原因は何?
柔道や相撲競技者の耳がゴツゴツと膨らんでいるのをよく見る。「餃子耳」や「カリフラワー耳」と呼ばれてるけど正式には「耳介血腫」と言うそうだ。繰り返し続く圧迫や摩擦が原因。水泳選手もゴーグルの圧迫により瞼に出来る「ゴーグルタコ」が有るそうだ。 pic.twitter.com/pgPSScXDrn
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) July 25, 2021
柔道家に多く見られる耳の変形、柔道耳や餃子耳とも言われていますが、耳介血腫というものだということがわかりました。
ここでは、耳介血腫についてさらに詳しく見ていきたいと思います。
耳介血腫とはそもそも何なのか、なぜ耳介血腫になるのか、その原因となるのは何なのかを早速見ていきましょう!
耳介血腫とは?
耳介血腫とは、簡単に言うと耳に力が加わることで内出血を起こし、耳介の皮下に血液成分がたまったものです。
耳介ってあまり聞きなれない言葉ではありますが、大まかに言ってしまうと私たちが普段耳と言っている外に張り出した部分のことです。
耳介の大部分は軟骨でできていて、音を収集し、鼓膜に向かって音を集める大きなじょうごのような役割をしています。
その耳介の皮膚下、軟骨上に存在する軟骨膜の血管から出血することで、耳が膨らみます。
出血と聞くととても痛々しい感じですがしてしまいますよね。
内部で出血することで耳が膨らむということですが、この膨らんだ状態を放置してしまうと、柔らかかった耳がゴツゴツとした耳に変化していってしまうそうです。
耳介血腫はなぜ起きる?原因は?
耳介血腫がなぜ起きるのか、原因は何なのかですが、耳介血腫の説明でも記載したように、耳に力が加わることが原因です。
柔道や他のスポーツでもありますが、耳に繰り返し加わる圧迫刺激や、摩擦刺激が原因と言われているそうです。
この原因を見ると、柔道家に耳介血腫の方が多いのも納得してしまいますよね。
背負い投げや抑え込みの技などで、畳に打つ衝撃や、畳に耳を擦ったりなどがとても多いのは素人目から見ても一目瞭然ですもんね。
寝技でも耳に加わる圧力は相当だと思いますし、柔道家に耳介血腫が多いのも本当に納得せざるを得ません。
治療や予防法は?
ブログ更新。今回のテーマは「柔道耳(耳介血腫)の治し方」です。 https://t.co/Qn3R6eSKOM pic.twitter.com/yISKkLtU1b
— TUNELOG (@tune_log) October 13, 2019
今回のオリンピック出場選手(男性)にも多く見られた耳介血腫ですが、治療はどのようなものがあるのでしょうか。
治療しても治療してもさらに試合で圧迫されたりで繰り返し耳介血腫になってしまいそうな気もしますが、治療法がどんなものなのかをさらに見ていきたいと思います。
そして耳介血腫にならないための予防法はあるのか?
そちらも合わせて調べていきたいと思います。
耳介血腫の治療法は?
耳介血腫がどういうものかというのはすでに分かったと思います。
ここでは耳介血腫の実際の治療方法を見ていきたいと思います。
まず耳介血腫は耳介の皮膚下で内出血を起こし、血液成分がたまっている状態でした。
治療方法としては、状態がそんなひどくなければ、冷湿布程度でよくなることもあるそうです。
しかしオリンピック代表選手くらいの激しい試合となるときっと冷やすくらいじゃ直すのは無理そうな気がしますよね。
耳介血腫の基本的な治療としては、皮膚下にたまった血液を注射で頻繁に抜き取るという治療だそうです。
1回抜いたら治療終わりというわけにはほとんどいかず、またたまったものを抜いてと何回か治療は続くのが一般的だそうです。
耳に注射というはあまり想像はつきませんが、たまった血液成分を抜くというのは何となく想像がつきやすいですよね。
この注射で抜き取ることをせずに放置してしまうと、個人差もあるそうですが、固まってしまいゴツゴツに変形してしまったりするようです。
女性は見た目もきにすると思うので、早い段階で血抜きしたりするから男性より少なく感じるのかもしれませんね。
そしてもう1つの理由としは男性陣より髪の毛で保護されているのもあるのかもしれませんね。
耳介血腫の予防法は?
耳介血腫は、耳介に強い力が加わったり、畳と擦れたりなどでなってしまうので、予防するなら耳介を守る必要がありますよね。
しかしヘルメットをかぶるなど、柔道ではできませんもんね。
気やすめ程度かもしれませんが、競技前に耳介をマッサージして柔らかくしておくというのも有効ではあるそうです。
完全に予防をする方法がないから、現在も柔道家の人たちには多く見られるのかもしれませんよね。
完全に予防策とはなりませんが、耳介血腫になった際は早い段階で、こまめに血抜きをするというのが一番の予防としては近いのかもしれませんね。
日本代表選手など有名な柔道家に多いことから、耳介血腫は結構なりやすいものと勘違いをしてしまいそうですが、そんな簡単になるようなものではないそうです。
相当繰り返し強い力が加わったりしないとそんなにひどくはならないそうです。
このことからも日本代表選手の方達が、日々相当な稽古をしているのだなっていうのがわかりますよね。
何度も繰り返す激しい試合で、癖づいてしまっているのもあるかもしれませんね。
まとめ
✨#柔道 #混合団体✨
各階級のメダリストが勢揃い🥇🥈🥉
🥋日本のヒーロー・ヒロインたち🥋
\銀メダル🥈おめでとうございます/
感動と興奮をありがとう☺☺激闘をもう一度☟https://t.co/gmE0q5Z2n2 pic.twitter.com/YzjUvMOkiK
— NHK東京2020 (@nhk_2020) July 31, 2021
柔道で耳が変形するのはなぜなのかに始まり、原因や治療方法、予防策と見てまいりましたがいかがでしたでしょうか。
耳介におおきな力が加わったり、擦ってしまったりが原因の次回血腫なので、柔道以外のスポーツでも(ラグビーやボクシングなど)なったりします。
どちらにしても激しい試合だということがわかりますよね。
日々の稽古からとても大変だということもわかり、これから試合を見る際もなおさら応援に力が入りそうですね!
今回は柔道で耳が変形するのはなぜ?原因や治療、予防方法を調べてまいりました。
最後までご覧いただきありがとうございました!